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歯に関する豆知識

歯周病とはどんな病気?知っておきたいお口の健康リスク

  • 2026.06.09

こんにちは!

大阪市住吉区・我孫子前駅近くの歯医者、川野歯科・小児歯科です。

 

「最近、歯ぐきが下がってきた気がする」「歯みがきのときに出血することがある」などの変化を感じていませんか?40~50代は、お口の中の環境が少しずつ変化し、歯周病のリスクが高まる時期でもあります。しかし、歯周病は痛みなどの自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことも少なくありません。気がついたときには歯を支える骨にまで影響が及び、最悪の場合は歯を失う原因になることもあります。今回は、歯周病とはどのような病気なのか、歯槽膿漏との違いやその怖さについて、わかりやすくご紹介します。

 

歯周病とはどんな病気?

歯周病とは、歯と歯ぐきの境目にたまった細菌によって、歯ぐきや歯を支える骨(歯槽骨)が炎症を起こす病気です。初期の段階では歯ぐきの腫れや出血などの軽い症状が見られますが、進行すると歯を支える骨が溶けてしまい、歯がぐらついたり、最終的には抜けてしまうこともあります。


むし歯が「歯そのものの病気」であるのに対し、歯周病は「歯を支える組織の病気」である点が大きな違いです。そのため、見た目では異常がわかりにくく、気づかないまま進行してしまうケースが多いのが特徴です。

 

歯槽膿漏との違いは?

「歯槽膿漏(しそうのうろう)」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。これは歯周病とどう違うのでしょうか。実は、歯槽膿漏は歯周病が進行した状態を指す言葉で、医学的には歯周病の一種です。歯ぐきから膿が出る、口臭が強くなる、歯がぐらつくといった症状が現れる段階を指しており、いわば「重度の歯周病」と考えるとわかりやすいでしょう。


現在では「歯周病」という言葉が一般的に使われるようになっていますが、「歯槽膿漏=歯周病がかなり進んだ状態」と理解しておくとよいでしょう。

 

歯を失う原因の第一位が歯周病

歯を失う原因として多くの方が思い浮かべるのはむし歯かもしれませんが、実は日本において歯を失う原因の第一位は歯周病です。特に40代以降になると、その割合はさらに高くなります。歯周病はゆっくりと進行するため、気づいたときにはすでに重症化していることも少なくありません。歯がぐらついてから治療を始めても、元の状態に戻すことは難しい場合があります。そのため、「症状が出てから治す」のではなく、「症状が出る前に予防する」ことがとても重要です。

 

世界でも非常に多い病気

歯周病は、日本だけでなく世界中で多くの人がかかっている病気です。成人の多くが何らかの歯周病にかかっているといわれており、世界的にも非常に罹患率の高い疾患のひとつとされています。それだけ身近な病気であるにもかかわらず、軽視されがちな点も歯周病の特徴です。しかし、放置すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、決して見過ごすことはできません。

 

歯周病が怖いとされる理由

歯周病が「怖い病気」といわれる最大の理由は、自覚症状が少ないまま進行する点にあります。初期の段階では痛みがほとんどなく、「歯ぐきから少し血が出る」「少し腫れている」といった軽い症状だけで済んでしまいます。そのため、多くの方が「たいしたことはない」と考えて放置してしまいがちです。


しかし、その間にも歯ぐきの奥では炎症が進み、歯を支える骨が少しずつ失われていきます。そして、歯がぐらつく、噛みにくい、膿が出るといった症状が現れたときには、すでにかなり進行しているケースが多いのです。このように、「気づいたときには進行している」という点が、歯周病の大きな怖さといえるでしょう。

 

まとめ
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起こる病気であり、進行すると歯を失う原因となる非常に重要な疾患です。歯槽膿漏はその中でも進行した状態を指し、自覚症状が少ないまま進むことが特徴です。特に40~50代はリスクが高まる時期であり、早めの対策が大切になります。「少し気になる症状がある」「しばらく歯科検診を受けていない」という方は、この機会に一度お口の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。定期的な検診と適切なケアによって、歯周病は予防・コントロールが可能な病気です。大切な歯を長く守るために、ぜひ今日から意識してみてください。

 

当院では、大阪市住吉区・我孫子前駅近くの歯医者として、患者さまお一人おひとりのお口の状態やご希望に合わせた治療をご提案しております。最近歯科医院を受診していない方、気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。